ラム専門バーに行ってきました

お酒

吉祥寺にあるバーSCREWDRIVERに行ってきました。ラム専門のバーなのですが、ラムについてなんにも知らない状態で「カリブの海賊が飲んでるよね」くらいのイメージで行きました。でもバーテンダーの方が一から優しく教えてくれました。

飲み比べをさせてもらったのですが、最初に紹介されたのがこちら。

バーテンさんにとってはアーティストっぽいくくりらしいです

ディロン」カリブ海のフランス領マルティニーク島で造られているそうなのですが、なんと200年の歴史があるとか!

ラムの歴史も簡単に説明してもらいました。

サトウキビから砂糖を精製する過程でできる糖蜜(当時は使い道がなく廃棄されていた)を、奴隷たちがこっそり飲んでいるのを見つけたところから始まったそうです。サトウキビはヨーロッパの気候では育たなかったためカリブ海の地域で育てられましたが、そこは各国の植民地となっており、フランス領、イギリス領、スペイン領とそれぞれの国によってラム酒の造り方が違ったそうです。本国から来る情報が違うわけですからそうなりますよね。ブランデーを目指して造ったフランス領ウィスキーを目指して造ったイギリス領シェリー酒を目指して造ったスペイン領……というわけですね。当然それぞれ味が異なるので飲み比べはたいへん楽しかったです。

二番目に紹介していただいたのはイギリス領バルバドス島の「マウントゲイXO(エクストラオールド)

俳優っぽいくくり

三番目にご紹介いただいたのがスペイン領の「ディクタドール

アイドルっぽいくくり。みんな大体好きな味

どこの国のラムか、ボトルで見分ける方法を教えてもらいました。言語です!フランス領は「RHUM」、イギリス領は「RUM」、スペイン領は「RON」です。みなさんもフランス領、イギリス領、スペイン領で飲み比べてみてお気に入りの一杯を見つけてみてください!

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